映画『国宝』鑑賞
吉田修一さんの小説。
上下巻ともに積読中なので、先に映画を鑑賞🎬
極道から梨園へ
抗争で父を失った任侠一門・立花組出身の喜久雄。
上方歌舞伎界の名門・丹波屋当主の花井半次郎に引き取られ、
御曹司・俊介(俊ぼん)と共に切磋琢磨して、芸を極める夢を追いかける。
長崎の極道から大阪の梨園へ。
豪華絢爛。
親子・友情・血筋…師弟・ライバル・才能。
信頼と裏切り、スキャンダルと栄光。
妖艶な喜久雄。可憐な俊ぼん。
二人道成寺。藤娘。曽根崎心中…。
長崎時代から支えてくれた春江。
才能を見出してくれた半次郎。
共に歩んだ俊ぼん。
喜久雄の葛藤と昇華
「自分には守ってくれる血が無い」と、
他は全て諦め、悪魔と取引してでも、
鬼気迫る覚悟で
ただただ、芸に邁進することを選んだ喜久雄。
恋人も親友も娘も…全てを投げ打ち、極めた芸が昇華。
人間国宝に認定され、鷺娘を舞い終えた喜久雄。
雪の中、射殺された父のように。
紙吹雪の中、スポットライトを浴びた喜久雄。
「きれいやなぁ」
その目に映ったものは…
映画館で味わう臨場感
映像はもちろん、音響も。
映画館で観るべき、テレビでは味わえない迫力に震えた。
喜久雄が舞台に立った時の観客席の眺めに鳥肌!
異例のロングラン上映。リピーターが多いのも納得。
これは映画館で見る価値がある!
初見では見落としているところ、いっぱいあるんだろうなぁ…
映画の感動をそのままに、喜久雄と俊ぼんの心の機微をより深く。映像では語りきれなかった「芸の深淵」を原作で。
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あの圧倒的な「舞」の余韻を、音楽でもう一度。 耳にするだけで、劇場の高揚感が蘇ります。
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