読書感想

宮部みゆき『クロスファイア』感想&考察|「炎で悪を裁く女」が問いかける、正義の輪郭

※本記事にはプロモーション(広告)が含まれていますこの小説を読む前に宮部みゆきさんといえば、『火車』や『模倣犯』のような社会派ミステリを思い浮かべる人が多いかもしれない。しかし『クロスファイア』は、同じ宮部作品でありながらかなり毛色が違う。...
映画感想

ジャユンはずっと騙していた|『The Witch/魔女』の「どんでん返し」が怖い本当の理由

※本記事にはプロモーション(広告)が含まれています ⚠️ ネタバレに関するご注意 この記事には映画『The Witch/魔女』の核心に触れるネタバレが含まれています。 未鑑賞の方はご注意ください。 見終えた後、もう一度冒頭のシーンが頭の中で...
読書感想

岩井圭也『文身』感想&考察|弟が書き、兄が生きた「私小説」の果てに

※本記事にはプロモーション(広告)が含まれていますこの小説は「読む時期」によって受け取り方がかなり変わる気がする。 文身(祥伝社文庫い36-1)▶️Amazon 『文身』著者 岩井圭也出版祥伝社・2023年頁数352ページジャンル文学ミステ...
読書感想

綾辻行人『眼球綺譚』感想・考察|7つの「由伊」が見せる、怪異と美の狭間

※本記事にはプロモーション(広告)が含まれています昼間に読み始めても、気づけば夜になっている。あるいは夜中に読み始めても、明け方まで本を置けなくなっているような本だった。 眼球綺譚 (角川文庫) ▶️Amazon ⚠️ ネタバレに関するご注...
読書感想

染井為人『悪い夏』感想&考察|「転落」は特別な人間だけの話ではない

※本記事にはプロモーション(広告)が含まれています ⚠️ ネタバレに関するご注意 この記事には小説『悪い夏』の核心に触れるネタバレが含まれています。 未読の方はご注意ください。 この小説を読む前に知っておいてほしいことこの小説は読後感がいい...
読書感想

小野不由美『鬼談百景』感想・考察|99話の「うっすらとした闇」が日常に滲む

※本記事にはプロモーション(広告)が含まれています派手な恐怖ではない。けれど、本を閉じた後にじわじわ効いてくる。そんな怪談集だった。 鬼談百景 (角川文庫) ▶️Amazon 正直、この本は「一気に読もうとすると少し疲れる」。99話、それぞ...
読書感想

中山七里『さよならドビュッシー』感想・考察|音楽の先に待つ、驚愕のラスト

※本記事にはプロモーション(広告)が含まれています読後に音楽を聴きたくなる、不思議な引力を持った作品。 さよならドビュッシー 岬洋介シリーズ (宝島社文庫) ▶️Amazon この作品について第8回『このミス』大賞受賞作として登場し、累計2...
読書感想

小説『リヴィエラを撃て』感想・考察|「何もなかった」がなぜ傑作なのか

『リヴィエラを撃て』感想・考察。なぜ「何もなかった」という結末が傑作なのか?国際諜報小説としての魅力と虚無の本質を徹底解説。
読書感想

貫井徳郎『微笑む人』感想・考察|「理解できない犯罪が、一番怖い」

※本記事にはプロモーション(広告)が含まれています ⚠️ ネタバレに関するご注意 この記事には小説『微笑む人』の核心に触れるネタバレが含まれています。 未読の方はご注意ください。 「本が増えて家が手狭になった」エリート銀行員が妻子を殺害した...
映画感想

映画『ヴィレッジ』(2004)感想・考察|「怪物」は本当に、森の中にいたのか

映画『ヴィレッジ』のネタバレ考察。どんでん返しの意味、「怪物」の正体、善意の嘘が生む恐怖をわかりやすく解説。