読書感想

小説『近畿地方のある場所について』感想&考察|読んだだけで「祟られそう」な本が存在した

SNSで話題沸騰のホラー小説『近畿地方のある場所について』(背筋著)をネタバレありで徹底考察。モキュメンタリー構造がもたらす恐怖の正体や「まっしろさん」「赤い女」が意味するもの、さらに単行本と文庫版で異なる結末と物語の焦点を詳しく解説します。読む際は自己責任で…。
読書感想

『愚行録』|他人を語ることこそ愚行【読書感想】

貫井徳郎『愚行録』読書感想。エリート一家惨殺事件をめぐる証言から浮かび上がるのは、人間の嫉妬や虚栄心、そして愚かさ。インタビュー形式で進む異色ミステリーの魅力をネタバレ控えめで紹介します。
読書感想

『告白』感想・考察|復讐が生むもの。歪んだ承認欲求が招いた連鎖

湊かなえの衝撃作『告白』を再読。教え子に娘を殺された教師の執念、Bを壊した「言葉の刃」、そして3人の母の歪んだ愛。法律の限界と被害者の報われなさを問う、渾身の考察ブログです。
映画感想

映画『邪悪なるもの』感想&考察|悪魔より怖いのは人間だった

映画『邪悪なるもの』感想・考察。アルゼンチン発の衝撃ホラー『When Evil Lurks』は、悪魔よりも人間の愚かさが恐怖を拡大させる絶望の物語。7つのルールと救いのない結末をネタバレありで解説。
読書感想

『羆嵐』読書感想&考察|三毛別羆事件が描く「羆より怖いもの」

吉村昭『羆嵐』読書感想。1915年に北海道で起きた三毛別羆事件をもとにした小説。羆の恐怖だけでなく、人間の恐怖や極限状態の心理を描いた一冊。印象に残った場面や読後の感想をまとめました。
読書感想

『向日葵の咲かない夏』ネタバレ感想&考察|不穏すぎる夏のミステリー

道尾秀介『向日葵の咲かない夏』のネタバレ解説・考察。ミチオの妄想が作り出した世界、ミカ(S)の正体、誰も救われない衝撃のラスト、「影が一つ」の意味まで丁寧に解説します。
映画感想

映画『マーティ・シュプリーム 世界をつかめ』感想|ティモシー・シャラメの卓球演技に圧倒される

映画『マーティ・シュプリーム 世界をつかめ』感想。1950年代ニューヨークを舞台に、破天荒な天才卓球選手マーティの人生を描くスポーツ映画。ティモシー・シャラメのリアルな卓球シーンにも注目。
映画感想

映画『ウィキッド』伏線回収まとめ|小瓶・かかし・ブリキの意味を全解説

映画『ウィキッド』に隠された伏線を解説。エルファバの母の小瓶、フィエロとかかし、ボックとブリキ、ネッサの靴など、物語の後半につながる重要なシーンを考察します。
読書感想

『ユリゴコロ』感想&考察|もし被害者が善良な人だったら?

沼田まほかる『ユリゴコロ』読書感想。殺人衝動を抱えた「私」が愛を知る物語。これは愛なのか、それとも狂気なのか。読後に残ったモヤモヤを率直に書いています。
映画感想

グリンダはなぜオズ側に残ったのか|『ウィキッド』は彼女の成長の物語だった

『ウィキッド』はエルファバの物語のようで、実はグリンダの成長の物語だったのではないか。UnlimitedからFor Goodまで、二人の友情と“立場”の選択を考察します。